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2020.03.14

斗鬼正一名誉教授のインタビュー記事がロイターから配信

斗鬼正一名誉教授(専門分野:文化人類学)の日本のトイレ文化に関するインタビュー記事が、国際ニュース通信社・ロイターから配信されました。
斗鬼名誉教授は、1964 年に行われた東京オリンピック当時の日本が、トイレの改良に注力した背景をアイデンティティーという視点から解説しています。

ロイターのウェブページ


<斗鬼名誉教授の解説>

東京オリンピックが行われた当時、日本は戦後復興から高度経済成長に突入した時代です。しかし、「夢の超特急」東海道新幹線が疾走し、GDP 世界 2 位の経済大国となっても、下水道普及率は低く「ボットン便所」が圧倒的に多く、オリンピック直前にも赤痢が発生している状況でした。
そうした中、先進国の一員として認められるためには、衛生思想の徹底、とりわけ「外国人(欧米人)に見られても恥ずかしくない」清潔なトイレこそが重要と考えられたのです。
その後、水洗化が進み、「ボットン便所」は姿を消しましたが、再び迎える 2020 年の東京オリンピックでは squat toilet、つまり「和式便所」が標的とされ、公衆トイレの「洋式化」が進められています。さらには、世界ではほとんど普及していないウォシュレットに健康診断機能まで付加して、世界を驚かせるハイテク化による「先進性」のアピールが続けられています。 
まさに「トイレから日本人が見える」のです。

斗鬼正一ウェブサイト『斗鬼正一文化人類学研究室』

斗鬼正一 名誉教授

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