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産学共同研究のご紹介

江戸川大学睡眠研究所・株式会社住環境研究所「快眠住宅研究」


江戸川大学睡眠研究所・株式会社住環境研究所

(平成 26 年 5 月から平成 28 年 3 月まで)

江戸川大学睡眠研究所は、株式会社・住環境研究所との共同研究を行い、住宅の特にリビングルームなど、寝る前の時間を過ごす部屋の照明が睡眠に及ぼす影響を実際の住宅を用いて検討しました。
私たちの睡眠は、脳の中の生物時計(視交叉上核)によってコントロールされています。このために、夜になれば眠くなり、朝になれば自然に眼がさめるわけです。この「脳の中の時計」は、眼から入った光の影響を強く受け、夜に浴びた光は生物時計の時刻を後ろにずらし、夜更かし朝寝坊の生活習慣を作ります。
最近、特に、光の中でも(ブルーライト(青い光)を含んでいる)眼には「白く見える」光が生物時計に強い影響を及ぼす事が分かってきました。

しかも、日本の住宅には欧米では殆ど見られない白い蛍光灯や白いLEDなどの明るい照明が住宅用に使われています。欧米の住宅の照明はオレンジ色でしかも非常に暗いのです。
つまり、日本の住宅の照明は、言わば「夜更かし朝寝坊」を作り出している可能性があるのです。しかも、日本人は世界で一番夜更かしの国民である事も知られています。日本人の夜更かしの理由は様々あるかもしれませんが、もしかするとこの住宅の「白くて明るい」照明も犯人の一人かもしれません。

そこで、私たちは、実際の住宅のリビングの照明を「白い蛍光灯などの明るい照明」から「オレンジ色の暗い照明」に変えるという実験を行ないました。その結果、照明を取り替えなかったグループと比較して、その住宅で暮らす人たちは、1 週間で約 1 時間も早寝早起きの習慣に変わりました。影響があると予想はしていたものの、これほど明らかな差が出るとは予想しておりませんでした。

現在、株式会社住環境研究所と江戸川大学睡眠研究所は、継続して共同研究を実施しています。
この研究は、東北大学加齢医学研究所などとともに、生涯を健康に暮らせる住宅を構想する「生涯健康脳住宅研究所」というプロジェクトへと更に発展しています。