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高大連携サマーキャンプ2016

2016年は、8月3日から5日までの日程で、八王子セミナーハウスにおいて高大連携サマーキャンプを開催しました。これは大学生が高校生に、大学における学びを伝えるという取り組みですが、江戸川大学からは、現代社会学科の学びを伝えることを目的として参加しました。
今回は宿泊施設である八王子セミナーハウスの向かい側にある東京都立長沼公園をフィールドとして、その魅力を探すことをテーマとしました。具体的には「文化人類学・環境学・レジャー観光学」という3つの視点から長沼公園を見て歩き、その魅力を探り、また活かしてより広く知ってもらうための方穂について考えました。
自然の中にはいろいろなものが潜んでいます。生態系から未来の観光資源、そして妖怪まで。「またひとくちに公園と言っても、長沼公園は自然公園。同じ公園でも都市公園である代々木公園とは違うわけだ。同じ山の中でもこの境目からは私有地で、だから『美術館』の看板が急に出てきたり。ここはブルーベリー農園だし・・・ここにカフェがあったらいいなあ」といったことが大学生の説明でわかってきます。
ただ歩くだけではなく、気になるところがあれば、手持ちのマップにシールを貼ったり記入したりしていきます。それをもとに、宿泊所に戻ったらみんなで情報を共有して、公園全体の魅力について考えてみました。
最終日には全体会で発表をしましたが、地理学・気象学班とも意見交換して、自分たちの気づかなかった公園の姿に気づかせてもらいました。

夏のフィールドワークは暑いです

公園だけでなくそこまでのアプローチも重要

1本の木から生態系を読み解く

自然の中にも妖怪は潜んでいる:妖怪博士談

気づいたことは忘れないうちにPCに記録

コミュニケーションも大事なまとめ作業