大学紹介
ガイドライン・ポリシー
防災等危機管理委員会
教職員合同の防災訓練を9月8日(月)、9月18日(木)の2日間に分けて実施し、教職員合わせて150名が参加した。両日とも火災と大地震を想定した総合訓練を行ったほか、部分訓練として消火設備の体験をした。
今回は地震発生後、A棟2階非常勤講師室から火災が発生した想定で、中庭へ避難する訓練とした。教職員合同での対面訓練が久しぶりということもあり、各自が記憶を思い出しながらも新鮮味のある訓練となった。
訓練開始前に委員長及び大学事務局長より、訓練の重要性と心構えについて説明があった。避難者を誘導する道や、要救助者の運び方、AEDの置き場所や使用方法等、訓練時だけではなく、日常の中に防災への認識を高めながら過ごしていくことが大切だと感じることができた。


9月8日(月)は、全体訓練後に部分訓練を実施した。訓練内容は消火設備の使い方であった。
消火栓の使い方について業者より説明を受け、ホースを伸ばす等の手順、警報との連動について学び、実際の放水も行った。消火ホースは複数人で支えないと水の方向が定まらず、コントロールの難しさを体感することができ、とても貴重な経験となった。


参加者からは警報が予想以上に大きく、自衛消防隊の間での連絡のやり取りに支障が出るといった声が寄せられた。しかし、警報は自動的に作動し、消すことはできないものである。そうした環境の中でパニックに至ることなく、冷静かつスムーズに対応することが課題となった。
また、日頃から災害を想定して校舎を使用し、危険な場所や安全な避難について教職員が意識を向けておくことで、自衛消防隊の力をより大きく発揮することができると再認識する場となった。