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防災への取り組み

2022年9/16(金)・9/22 (木)防災訓練の実施報告

防災等危機管理委員会

今年度は昨年度に続き、コロナ禍における防災訓練の実施となった。3密を避ける必要もあることから、例年のような専任教職員全員参加での対面訓練ではなく、職員による対面訓練を実施した。職員以外はウェブ防災訓練を各自で視聴した。
参加者数は、9/16(大学自衛消防隊)は28人、9/22(専門学校自衛消防隊)は29人となった。

1.防災訓練について

今回は地震発生後、A棟2階非常勤講師室から火災が発生した想定で、中庭へ避難する訓練とした。久しぶりの対面訓練ということもあり、各自が記憶を思い出しながらも新鮮味のある訓練となった。
訓練開始前に委員長より、災害対策本部の場所の確認、無線機の使い方、職員の身の安全の確保の重要性について説明があった。
訓練時には火災報知器の音が鳴り響く中、無線を使ってのやりとりが思うように進まないこともあった。昨年度まで実施していた図上訓練やオンライン訓練では各班の動きを参加者全員で共有しながら進めることができていた。一方対面訓練の場合は、他の班の動きを知ることができないため、本部の指示を頼りに行動する重要性を再認識することができた。
避難者を誘導する道や、要救助者の運び方、AEDの置き場所や使用方法等、訓練時だけではなく、日常の中に防災への認識を高めながら過ごしていくことが大切だと感じることができた。

2.委員長による防災訓練に関する講話

委員長より、地震後に火災が発生した場合には、火災報知器の音が鳴り響く中での救助活動になるとの説明があった。本学の防災用品として保管しているポータブル電源やライト、防災井戸と自家発電について紹介があった。災害時における地域へ果たす役割について教職員一人ひとりが認識しておく必要があり、また、日頃から災害を想定して学内施設を管理していく重要性について説明があった。

3.まとめ

火災報知器の音量は法律で定められており、また消すことができないものである。今回の訓練では自衛消防隊員間での無線連絡に大きな影響を及ぼしていた。そのような状況下でも冷静に行動し、迅速な救助活動ができるようにすることが課題となった。
また、日頃から災害を想定して校舎を使用し、危険な場所や安全な避難について教職員が意識を向けておくことで、自衛消防隊の力をより大きく発揮することができると再認識する場となった。