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防災への取り組み

2020年9月17日(木)・9月18日(金)防災訓練の実施報告

防災等危機管理委員会

今年度はコロナ禍における防災訓練の実施となった。3密を避ける必要もあることから、例年のような専任教職員全員参加ではなく、自衛消防隊の班長のみの参加による図上訓練を実施した。
班長以外のメンバーは、内閣府作成のオンデマンド防災ビデオを各自で視聴しレポートを提出してもらうこととなった。
教職員の参加は9月17日の参加者数は13名(大学自衛消防隊)、9月18日の参加者数は12名(専門学校自衛消防隊)となった。

1・図上訓練について

今回は地震発生後、E棟1階スタジオ前から火災が発生した想定で、サブグラウンドへ避難するための訓練を行いました。特に今回は、図上訓練ということもあり、各自がイマジネーションを共有して動く必要があったが、毎年、訓練を実施していることや手練の班長揃いということもあり、見事なチームプレイにてスムーズな救護活動、避難誘導ができた。

昨年までの訓練では、非常放送が鳴り響く中で多人数にて実施していたが、今回は静かな環境で落ち着いて訓練ができたこともあり、従来の訓練で発見できなかった想定シナリオの漏れが見つかった。

2・部分訓練について

防災等危機管理委員長より、班長として知っておくべき事項についての説明・解説が行われた。巨大地震後は消防車などが助けにくる「公助」は期待できないこと、「自助」「共助」により、対応をする必要があることについて説明があり、班長として活動すべきことについて再確認をした。

また、学内施設のリニューアル状況や消防設備の設置されている場所やその役目、意味について委員長より説明をいただき、自衛消防活動において必要な知識のアップデートを行った。

今回の訓練は図上訓練ということもあり、非常放送の鳴り響く中、あるいはトランシーバーの報告が飛び交う中という例年の状況とは異なり、落ち着いて活動することができた。自衛消防隊としてやるべきことを、一つひとつチェックできたため、これまでの訓練シナリオの不備にも多数気がつくことができ、次年度へ向けたシナリオのアップデートにも役立つことにつながった。
反省会で、指摘された様々な問題点は次年度以降の訓練で活かす予定です。