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防災への取り組み

平成28年度自衛消防隊の消防訓練を実施しました

平成28年9月20日(火)と23日(金)の2日間にわたり、駒木キャンパスにおいて自衛消防隊の消防訓練を実施しました。
両日とも火災時と大地震時を想定した総合訓練を行ったほか、部分訓練として消火栓の使い方、簡易担架の使い方を学ぶ部分訓練を行いました。教職員合わせて125名が参加しました。

・総合訓練について

今回は震度7の地震発生後、A棟2階非常勤講師室から火災が発生した想定で、サブグラウンドへ避難するための訓練を行いました。特に今回は、各種警報に冷静に対応するための指示系統の訓練という視点を重視し、緊急地震速報の発報、地震発生から5分で火災を発生させるという短めのタイミングを設定しました。

今回の訓練目標は以下の通りでした。
 ・震度7の大規模地震が発生、頭を隠す等安全行動を取る。
 ・安全を確認しつつ避難をする。並行して自衛消防隊は素早く集合し、各班の任務を隊長から指示する。
 ・ 5分後に火災発生、避難誘導の対応方法がすぐに切り替わることに各班が対応する。
 ・初期消火に失敗する。火災が広がる中避難経路の確保、誘導を臨機応変に対応する。

実施結果として、参加者からは警報が予想以上に大きく、自衛消防隊の間での連絡のやり取りに支障が出るといった声が寄せられました。しかし、警報は自動的に作動し、また消す訳にはいかないため、逆にそうした環境の中でパニックに至ることなく、冷静かつスムーズに対応することが課題となりました。

・部分訓練について

部分訓練は、消火栓の使い方について業者より説明を受けました。ホースを伸ばす等の手順、警報との連動について学び、実際の放水も行いました。また、簡易担架の使い方を実際に体験し、怪我人に扮した職員を運搬することを全員で行いました。

放水訓練の様子

実際に人を乗せて担架を運搬