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2018.01.24

人間心理学科・室城隆之教授が「再決断療法」初めての入門書を出版

社会学部人間心理学科の室城隆之教授(臨床心理学)が『「生きづらさ」を手放す 自分らしさを取り戻す再決断療法』(春秋社)を出版しました。「再決断療法」初めての入門書です。
再決断療法は、グールディング夫妻が TA(交流分析)とゲシュタルト療法を統合して創始した心理療法です。

室城隆之教授

本書は 3 部構成となっていて、第 1 部「あなたの人生は変えられる」では、具体的な例を挙げながら、生きづらさの原因とそこから抜け出す方法について説明しています。第 2 部「再決断療法とは何か」では、再決断療法とは何かについてその基盤となっている 2 つの心理療法、すなわち交流分析とゲシュタルト療法についての解説を交えながら説明しています。そして第 3 部「再決断療法のさまざまなワーク」では、典型的な再決断療法に加え、訣別のワーク、サイコドラマを用いたワーク、マジック・ショップ、悪漢退治のエクササイズについて具体例を挙げながら紹介しています。
今、何らかの生きづらさを感じている人はもちろん、交流分析やゲシュタルト療法、さらには他の心理療法の専門家にも役に立つ一冊です。ぜひ、ご一読ください。

春秋社の書籍紹介ページ


<参考リンク>

教員紹介:室城隆之教授


社会学部 人間心理学科
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