海外専門研修
中国経営研修

体験レポート

2016 年度 中国海外経営研修体験レポート


海外研修レポート 【経営社会学科 渡辺 光一さん】

一日目。成田から飛行機に乗り上海空港について、リニアモーターカーに乗った。スピードが速く、乗り心地も良く車内も広くとてもよかった。リニアを降り上海の街に行ってみるとまず感じたのが、空気が悪いということだった。臭いも油と排気ガスが混じった重い空気で目がかゆくなった。しかし道路を見ると高級車ばかりで景気が良いことがすぐにわかった。日本車も多くトヨタ、ホンダなど日本を代表するメーカーが多かった。車の交通量も多かったが、バイクも多くヘルメットしてないことにとても驚いた。ホテルに着くと一階にスターバックスコーヒーがあり、海外の人も生活しやすい環境だった。ホテルは 20 階まであり、私たちの部屋は 13 階まであり外を見ると高いビルが多く、夜なのに東京よりも明るかった。夜食は中国本場の中華料理だったが、見かけは日本の中華と同じだったが食べてみると油が多く、味も薄かったりなどあまり口には合わなかった。唯一口に合ったのが豚の角煮だった。
二日目。午前は上海博物館を観光した。中国の歴史にまつわるものが多く、見ていると日本と似ている巻物や風景画、お金などがあり親しみを感じた。午後はヨウエンという日本でいうお寺みたいなところに行った。入口に入ると釣りをしている銅像が上に置いてあった。その銅像の意味が神に選ばれた人しかは入れないという意味になっている。このように建物に入ると、釣りをしている銅像や人という形をした石畳など人より上に建てる、神に近づくなどの意味を持った物やデザインでできている。日本より神に対する考えが深いと感じた。夜は遊覧船で食事をとり、夜の上海の街を見て回った。川沿いが上海の中でも一番土地が高く、証券会社や銀行が多かった。
三日目。上海の有名な企業を見学した。調味料を作っている企業で、中国調味料の歴史について学んだ。衛生面もしっかりしておりイメージとはちがかった。夜は中国雑技を見た。日本のサーカスより派手でパフォーマンスもすごくとても驚いた。
四日目。上海の大学、上海理工大学の見学をした。大学と中国政府が学生の起業をサポートしてくれるというシステムがあり、とてもいいシステムだと感じた。日本にはまだないシステムなのでぜひ取り入れてほしいと思った。
五つ目。雨で太極拳の練習ができなかったが、早い時間に空港に行けて買い物ができた。一元は日本円で約 17 円でショッピングモールで買い物をすることができたが、空港ではあまりに日本と値段が変わらず高かった。ホテルで両替するのを忘れて空港でしたが 50 元とられ先生の言っていた通り空港では両替すべきではないと思った。
海外研修を終えて感じたのが、研修中はほとんどご飯が口に合わなかったり、水道水が飲めなかったりなど海外研修は楽しかったが、日本の良いところを感じた。特に印象に残るのは大学生の起業のサポートであった。機会があればこのような研修にまた参加したいと思った。


中国経営研修【経営社会学科 カンコクチョウさん】

このたび、中国経営研修に参加させていただきまして、本当に楽しかった。行き先は中国の上海であった。上海は中国の第二都市と呼ばれているけれど、近年の発展が飛躍的で、今年には、アメリカのシンクダンクが公表したビジネス、人材、文化、政治などを対象とした、総合的な世界都市ランキングにおいて世界 20 位、アジア 6 位の都市と評価された。
初日のところ、上海の浦東国際空港に着陸して、リニアモーターカーに乗って、最速 430 キロで、かなり早いスピードだと感じた。翌日の朝早く上海博物館を見学した。上海博物館には山ほどの青銅器がある。その他、書画、彫刻、印章、明清家具などの展示室もある。詳しく見たいなら、恐らく一日以上はかかると思う。その後、上海の豫園というところに行った。そこには庭園があって、昔の官僚の官邸であった。午後には上海の中心地の南京路に行った。南京路は上海でも最も賑やかな繫華街である。そこで、名物の小籠包を味わった。本番の小籠包はやはり味がとてもうまかった。この 2 日間は主に観光のため、この都市の魅力は東京と違って、それなりの特徴があった。
3 日目に中国の企業である太太楽という工場を見学した。この企業は主に調味料を生産する、日本の味の素の株式会社に似ていると思う。太太楽企業の理念や経営ビジョンは大変人々に感動を与えている。夜は中国の雑技を鑑賞した。雑技は世界的な公演芸術であるサーカスであり、中国でも長い歴史を持っており民族的特色がある。驚くほど、見事だった。
4 日目は上海理工大学を見学し、キャンパスで中国の大学生と交流した。交流を通じて、中国の大学生の勉強に対する態度、生活に対する態度をよく分かるようになった。
今回の研修は五つ間という短い時間であったが、大変いい勉強になった。また、機会があったら、別の海外研修に参加したい。


中国経営研修の感想【経営社会学科 陳 帆 超さん】

今回、中国経営研修に参加した。中国人として中国経営研修に参加したが、実がある研修であった。中国の上海は、中国の金融センターである。上海には上海証券交易所、先物取引所、中国金融取引所、上海ダイヤモンド取引所、金取引所、金融デリバティブ商品取引所があり、金融センターである上海は、中国の経済をけん引してい
るといえる。一番印象に残るのが、「太太楽」の工場見学である。「太太楽」会社は「高品質・良い味」を求め、安全・安心な生産工程を作り、厳格な品質管理を行っている。そして、その知名度は世界中に広がっている。毎日 3000 万の家庭と 20 万軒のレストランがこの調味料を使用している。また、北米を中心とする海外にも多く輸出されている。会社は 1996 年に消費者クラブを成立し、様々なイベントを行ったり、情報を発信したりしている。
上海理工大学のキャンパスも見学した。上海理工大学のキャンパスはとても広く、自転車がないと一周するのに難しい広さであった。また、緑が多く、建物の西洋式の建物が多かった。素晴らしいキャンパスだと思った。


中国経営研修の感想【経営社会学科 リュウウさん】

私は中国の留学生の一員として中国経営研修に参加した。参加した理由にはいろいろあるが、最も大きな理由はまだ上海に行ったことがないことである。
上海は思ったより発展した。高層ビルが多く、街は活気があふれていた。またお洒落なお店も多かった。
中国経営研修では、太太乐会社の訪問、外灘、豫園、サーカスの鑑賞、中国大学生との交流などのプログラムがあったが、どれでもいい勉強になった。今回にあった中国の大学生はみんな優秀な学生で、勉強も熱心であった。学生の中では独学で日本語を勉強した学生さんもいった。彼の日本語は相当なレベルであった。今回の中国経営研修を通じて、特に上海の歴史に興味を持つようになった。


中国研修を終えて【経営社会学科 羽月 竜太さん】

なぜ参加したのかというと、中国の経済状況はここ数年でとても発展していて優秀な人材、優れた技術、豊富な資金がありとても経済でも勢いのある国だと思い、ぜひその国の文化に実際に触れてみたり、現地の学生と交流したり、して自分にとって良い刺激を取り入れ、今後の参考にしたいと思ったからです。
私が実際に研修を終えて強く印象に残っていることは学生がとても活気にあふれていて、企業と大学と学生の距離や関係が密接で様々な政府の政策や大学の支援制度などがあって起業したい学生などを国全体で応援していることが、とても印象に残っています。上海理工大学科技の見学が最も印象に残っています。科技は 2004 年設立され、その役割は大学生が持っている独自のアイデアを最大限に活かし、大学の技術を商品化するという言わば一つの企業で大学と企業との仲介的な立ち位置です。
上海理工大学科技の設立には中国政府も協力的で最近では文系のほうにも協力的だそうです。科技では様々な経済情報や最新の情報、起業時の注意点などを大学や企業が一から教えてくれるので学生たちは安心感があり、資金のほうもしっかりと援助しています。日本円で約 15 万~ 500 万円まで大学の審査に通れば資金援助がもらえ、さらにいいアイデアのある大学生には無料で起業可能な場所の提供や起業時の疑問や財政の最新情報をQ&Aなど金融面以外でも学生の支援を行っています。
僕は日本に帰国してから疑問に思ったことがありまして、それは起業時の税金などの面は教わっているのかととても疑問に思いました。やはり税金は目には見えにくく不透明で専門的な知識やある程度の経験値がとても必要だと思われ、それを学生たちはどのように対処ししっかりと支払えているのかと思い、調べていました。調べた結果、科技では税金などの面もしっかりと大学や企業が一から学生に教えてくれ、起業時にしっかりと助けてくれるということで驚きました。このような充実したサポートがあって、いまの中国が成り立っているではないかと思います。僕は中国研修に参加前と参加後では中国の政治経済にとても興味が沸き、とても良い経験ができたと思います


中国経営研修について【経営社会学科 沖山 大樹さん】

まず、日本を出国して、飛行機で中国に到着し入国の審査で入国できるのに 40 分以上かかった。日本人みたいなアジア系統の人は 3 分程度で終わる場合が多いが、黒人の人には 15 分以上かかっている時もあった。
中国と日本の違いで最初に見たのが、常識的ではあるが、車の走っているのが右側な事と運転手が左側にいたことであった。中国でのご飯といえば、辛いものを思い浮かべると思うがそれは四川料理だけで、今回行った上海では、味が濃いことと油が多く、お腹が空いていても沢山は食べられず、すぐに胃もたれを起こしてしまった。夜に食べたのが朝まで残り朝食も最終日しか食べられなかった。中国版のサイゼリアにも行った。メニューは日本よりも多く、味付け似ていた為一番食べやすかった。
中国のお金(元)はその日にもよるが、1 元は約 16 円とこれだけで見ると少し高く見えるが、日本よりも物価が安い。スプライトなどの 500 ミリのジュースは 3 元(約
48 円)とかなり安かった。コンビニでもスーパーでも大きな差は無いため飲み物はどこでも買いやすかった。
中国の調味料の会社である太太楽会社も見学した。太太とは中国語で奥さんという意味があり、奥さん達が楽しく料理ができるようにとの意味が込められている。会社の中にゲームができるゾーンもあり、面白いと感じた。調味料の唯一の博物館もあった。中国雑技の鑑賞、1 度日本で見たことがあったが、それとは全く違っていた。1 時間 40 分と長く、休憩もあったが、感動の一文字しか出てこなかった。
上海理工大学の見学、および学生との交流。上海理工大学は江戸川大学の何倍も広く、大学の中に博物館の棟があり、生徒はキャンパスの中を自転車で移動していた。自転車が無いと行動が難しく、全ての所を回るのに 1 時間半はかかると言っていた。最後に食事などが合わなかったり、言語は全くわからない未知の所ではあったが、雑技と夜景は死ぬまでにはもう一度見ておきたいと感じた。


中国研修を終えて【経営社会学科 河本 幹也さん】

1 日目
海外に行くことが初めてだった為、羽田空港のスケールの大きさにまず驚きました。まるで、一つのショッピングモールみたいでした。飛行機は、成田空港から沖縄まで一度だけ乗ったことがありますが、その時は今回の飛行機ほど充実していませんでした。モニターが付いていて、最近の映画が見れるなど設備の充実に驚きました。
約 3 時間かけて中国に到着。あっという間なので、着いてすぐには、中国にいるという実感がわきませんでした。空港を出るまでには、日本の接客態度の良さに改めて感心しました。一歩国外に出たら、同じ空港内でも、こんなに違うものかと、文化の違いに驚きました。空港を出ると、まず、リニアモーターカーという高速電車に乗りました。周りの景色が次々と変わっていくのを見て、高速での走行を実感しました。リニアモーターカーを降りてから、ようやく初めて中国の空気に触れました。中国はとても臭いがキツいと知らされていましたが、日本人の勝手な先入観であったことも確認できました。
次にバスに乗りましたが、けたたましいクラクションも聞こえて、これが中国なんだと思いました。運転も荒くて、終始ガタガタいっていた気がします。上海の街並みは日本とはスケールが違い、広大な中国を感じました。ようやくホテルに着いたと思ったときに、バスの窓ガラスを P の標識が擦っていき、その摩擦で窓ガラスが割れてしまいました!これは衝撃的な体験になったと同時に、日本に帰りたくなった瞬間でもありました。ホテルのチェックインを済ませた後、中国で初の食事をしました。ターンテーブルに料理が並び、自分の食べたい物をまわして取るという、いかにも中国という感じでした。肝心の料理はあまり私の口に合わない味付けで、異国のストレス等もあり、初日はあまり食事が喉を通りませんでした。夕飯後、ホテルで日本の円を中国の元に両替し、みんなでコンビ二へ行きました。中国で初の買い物で少し緊張しましたが、全体的に商品のサイズが大きいように感じました。

2 日目
朝食はずっとホテルのバイキングでした。正直なところあまり口に合わず、ガッツリとは食べられませんでしたが、焼きそばみたいな麺は美味しかった。午前中の上海博物館では入館するための荷物検査があり、飲み物も一口飲んで確認をされました。様々な展示物があり、見ていてとても楽しかった。昼食は、小籠包で有名なお店へ行き、春巻や小籠包など、本場の美味を楽しめました。中国での食事は、完食出来たことがなかったくらい、品数・量が多かった。その後、上海で有名な歴史的名所を見てまわり、巨大なデパートにも行きました。ファミリーマートや丸亀など、日本にも馴染み深いお店も散見されました。最後は、遊覧船に乗って、上海の夜景を見ました。夜景はとても綺麗で、1 時間半の時間がとても短く感じるくらいクルーズを楽しむことができた。

3 日目
この日の昼食は、大きなショッピングモールにあるサイゼリヤでした。日本と比べてメニューが豊富で、量も多く、食べ応えがあってよかったです。映画館もあったが、公開している映画のタイトルを見ると、日本と比べて公開がすごく遅いのに気付いた。最後に視た中国の雑技は、まったくもって想像と違い、中国に来てよかったと思いました。撮影が NG だったので、記録には残せなかったのが残念でした。

4 日目
この日は研修中で唯一の快晴、空気の汚染を感じる空模様の中、調味料の工場を見学した。調味料の歴史、調味料を作るまでの工場の生産ラインなど、貴重な体験をできました。昼食はバイキングでしたが、食べ物が豪快で、生きたままの蟹や海老が並んでいたり、量も多く満腹になりました。その後で訪問した上海理工大学では、日本語とも上手な学生たちと楽しく交流したり、博物館を備えた図書館などスケール大きく多様な建物で構成される学内を散策出来たりと、たくさんの経験が出来てよかったです。

最終日
あいにくの天気でした。太極拳は止むなく中止、修了証を受け取り、早めに空港に行きました。日本に帰国したときはとても懐かしく、中国は楽しかったですが、やはり日本のほうが私には向いていると思いました。実際に外国に行き、異文化を自分の目で見て、肌で感じるというのはそうそう出来ることではなく、今回研修に参加したことはとても貴重な経験になりました。


中国研修で感じた事【経営社会学科 髙橋 駿さん】

成田空港からおよそ 3 時間飛行機に揺られて上海に上陸し、空港に降りたとたん日本との環境の違いに思わず目を疑った。とりあえず何から話せばいいのか、長くはなるが1つ 1 つまとめてみることにした。

まず始めに驚いたのが、物事による価値観の違いである。最初にそれを感じたのは浦東国際空港からリニアモーターカーに乗ることおよそ 10 分弱、上海市郊外からバスに乗る時であった。日本では横断歩道で人が渡るとき必ず車を止め、先に横断させるいわゆる「ヒト優先型社会」であるが、中国ではそれとは逆に「車優先型社会」であることを発見した。そしてバスで移動中にも思わぬ出来事が起こった。宿泊先のホテルに差し掛かり左折した瞬間、突然窓ガラスが割れたのだ。原因は左折したときに大型バスで狭い路地に入ったため、曲がり切れずにそのまま看板にぶつかってしまったのだが、幸いにも大事には至らなかった。2 日目からはマイクロバスで移動になったが、初日から幸先の悪いスタートとなってしまった。2 日目、またしても考えられないものを目撃してしまった。中華料理店での昼食時、込み合ってきて席がなくなった場合、中では空いている席に次々と客が座っていく極めて雑なスタイルなのである。また、使用後の皿の後始末も雑で洗ったあと無造作に散らかった状態で食器かごの中に置かれていた。コンビニやスーパーのレジの対応の仕方にも一目瞭然した。まずコンビニでは客が入店してくる際に必ず「いらっしゃいませ」と一声あいさつするのが常識と思われているが、中国ではあいまいなしぐさだけで一言も話さずに客を向かい入れるのだ。スーパーでも同様にレジに商品を置いても黙ったまま淡々とスキャンをしたと思いきや、打ち終わった商品は手でどかすように横にずらすという極めて雑な行為であった。
彼らは決して悪いことをしているわけではない。なぜなら中国ではそれが当たり前の文化だからだ。だから初めて来た外国観光客は仰天するのも無理はない。だがしばらく居続ければ誰でもそれが当たり前だということに築いてくるはずだ。それは逆に中国人が日本に来た場合も同じことが言えるはずである。そんなこんなで 2 日目の夜研修生のみんなで遊覧船に乗り上海の夜景を堪能したのだが、想像以上の度迫力な景色に思わず魅了されてしまった。東京の隅田川でも同じ方法で見ることはできると思うが、ここまできらびやかな景色は最初で最後かもしれない。周りを走っている遊覧船もどれも派手な電飾をまといつつ川の周りを浮遊していた。

3 日目は午前中に中国のとある食品生産工場にお邪魔することになった。中に入ってみると食品生産に至るまでの歴史や作り方など様々なことが記されていた。さらに奥へ進んでみると、鶏肉のようなものがつるされている作業場に足を踏み入れた。どうやらここは鶏の出汁を作る場所のようだ。後半は食品にまつわるビデオを見たり、記念写真を撮ってその場を後にした。夜は上海の地元の雑技を観に演技場へ行った。どの演技も思った以上にレベルが高く生で見ると大迫力であった。特に印象に残ったのはバイクを使った演技だ。丸い球体の金網が出てきたかと思いきや、その中に次々と猛スピードを出しながらバイクに乗った人が入っていくのだ。そして勢いを止めぬままその中を交差しながら駆け巡る。最大で 8 人に及ぶ人がぐるぐると円を描く形でショーを盛り上げていった。もしあそこでバイク同士が衝突したら、練習では失敗はしなかったのか。そう感じざるを得なかった印象であった。

そして 4 日目、この日は上海理工大学を訪問した。いわばこの日が中国研修の本命と言えるだろう。始めに向かった場所は日本学科が使用している交流センターだった。そこには福井大学や岡山大学、中央大学など大学名が日本語で書かれている表札や資料などどこかなじみのある光景が広がっていた。他には茶道室やウォシュレット付きトイレなど、ここが本当に中国なのか疑わざるを得ない空間であった。その後は上海理工大学の学生と相互に自己紹介をし、グループに分かれて、キャンパス内を見学した。ここの学生たちは、全員が寮生活をしているらしくいたるところに学生寮が立ち並んでいた。さらにあまりの面積に周りきれないので自転車やバイクを使って移動する学生が多くみられた。ホテルに戻る前に理工大学の学生あてにみんなで小土産を渡した。どれもこれも日本の文化・民芸品を象徴するものばかりだったので、理工大学の学生たちは興味津々だった。さっきまで降っていた小雨は止み、毛沢東の像をバックに虹が浮かび上がっていた。

最終日、この日は当初予定されていた太極拳が雨のため中止になり、急遽予定が変更となり、その次に予定されていた上海理工大学のもう一つのキャンパスで修了式を行った。そして少し早く上海市内を後にし、浦東国際空港でお土産タイムとなった。まだこずかいが 3 分の 1 にも満たしていなかったので、もう思い残すことのないようにありったけの量の土産を買いこんだ。が、それでも余った。搭乗時刻が迫り飛行機に乗り込み、定刻よりも1時間ほどの遅れで離陸となった。だんだんと上海の海を走っている船が小さくなっていく姿を雲に隠れるまで窓にしがみつくようにただ見つめ続けた。そして約 3 時間のフライトを経てようやく成田国際空港に到着した。透き通った空、澄んだ空気、なじみのある風景、それらを一つ一つ確認して、自宅へ向かった。帰りの電車の窓から夜に照らし出される風景を見ながら、この 5 日間の研修のことを振り返っていた。「私たちは貴重な体験をしてきたんだ」と心の中でそう叫ぶかのように。最寄りの駅に到着し、自宅の玄関前で立ち止まると、不思議と涙があふれた。


中国海外研修レポート【経営社会学科 出町 真也さん】

中国経営研修に参加して様々なことを学んだ。まず交通量ある。バスで移動したとき、ほとんどの道が渋滞し、車と同じくバイクもたくさん走っていた。車は高級車がほとんどでベンツ、レクサス、BMW、WW をよく見かけた。保険会社、証券会社、銀行が街の至る所にあり、大きなビルを構えていた。遊覧船で夜の街を見ているときも目立つようにありました。金融関係の会社が多いということは、景気がよく富裕層の割合が増えていることを実感した。こうした背景からか、50 階だて程度の高層ビル、マンションも無数に林立していた。地価もきわめて高く 1 平米当り約 30 万元、日本円に換算するとおおよそ 300 万円くらいになり、発展する中国の象徴のように思えた。
2 日目に行った豫園は素晴らしかった。成功した男が父親のためを思い、建造したという。そこには、様々な工夫と考えが見て取れる。入口を入ると、最初に湖が出現した。その湖の上に橋があり、それはくねくねとした曲線を描いていた。その理由は、昔の人は鬼を信じていて、その鬼が自分についてこないようにと橋を曲線にして角をつけたようである。さらに進むと、床が人の字になっているところが無数にあった。その意味は、ここに立つ者は人の上に立つ者、成功者なれるという縁起で、人の文字は松の木の葉に見えることから、松の木の葉は常緑なので一年中元気という意味も込められているという。豫園には大きな龍がたくさん彫られているが、昔、龍は神の使い、王様しか龍を使ってはいけないとされていた。建造者は王様の龍を模倣し、王様の龍の爪 5 本に対し、ここの龍は爪 3 本になっている話に興味を強く覚えた。しかし、父親のために作った豫園が完成したときには、父親はすでに亡くなっていたという悲しい物語があった。上海は物価が安かった。スーパーで買い物したとき、日本なら 500 円商品を 300 円で購入することができた。上海のサイゼリアではステーキが 44 元( 748 円)、ドリアが 10 元( 170 円)だった。
上海の料理は、総じて自分の口には合わなかった。油を使った料理が多く、胸やけをよくした。日本の料理しか食べたことのない自分には、上海料理は食べ慣れない味で苦手だった。また、油をたくさん使い、使い終わった油の匂いと車やバイクの排出ガス混ざった匂いには苦労した。しかし、最後の方はこれにも慣れてしまい、余り苦痛を感じなくなったのは不思議だ。最後に、日本にずっと住んでいるとこの生活が当たり前だと思っていたが、それは海外からしたら当たり前ではない。グローバル化が進む中で、日本もこうだから世界もこうと日本中心で考えて起業すると、失敗するのは目に見えている。上海理工大学の科技園のように企業をサポートしてくれる環境はない。中国経営研修に参加して学んだ多く、自分自身の成長を実できる旅ができたと思う。


中国経営研修レポート【経営社会学科 大山 朋峻さん】

私が中国経営研修に参加した理由は、海外に行ったことがなかったので日本以外での生活や文化を自分の身をもって体験してみたいと思い参加しました。行く前まではテレビで見ていた中国の印象は悪く、初めての海外が中国は嫌だなと思い、あまり乗り気ではなかった。しかしながら、中国の学生と交流したり、名所旧跡や雑技を見たら来てよかったなと思えるようになりました。
中国では企業見学や中国雑技の鑑賞、中国の学生と交流・中国の博物館・食生活など日本では絶対に体験できないようなことが体験できました。上海理工大学では学生が起業するための勉強を教えていて、さらに勉強を教えるだけでなく、起業するとき必要な資金や場所なども提供してくれるという、日本ではこんな大学は聞いたことがなかったので驚きました。中国の学生からは様々なことが聞けました。中国の貧富の差が大きいことは知っていましたが、上海理工大学の中でも貧富の差がありました。上海理工大学では学生はみんな寮での生活なのですが、部屋によって部屋の大きさと住んでいる人数が違う、学食にもランクがあり、一番下のところはおいしくないと教えてくれました。

中国の食生活は日本とは全く違っていて、日本の中華料理は日本人の好みにあわせて作っているように思いました。本場の中華料理は味が薄くて油っこいものが多くて野菜が少なく、五日間この生活をするのはつらかったです。中国には昔から食べられている月餅というお菓子があります。中に入っている具が肉であったり餡子であったり、地域によって中に入れる具が違うと教えてもらいました。また中国のこの五日間の生活で一番痛感したのは、当たり前ですが言葉が通じないところでした。ずっと日本で住んでいるので、言語の壁が本当に高く感じられました。言語や文化が違えば、様々な問題がありますが、生まれ育った環境や当たり前が違うからこそ、異文化との出会うことで様々なアイデアが思いつくのではないでしょうか。今回の中国研修は全てのものが真新しく、日本との違いが多くて学べることがとても多くありました。この経験を生かし、残り少ない学校生活とともに、将来に役に立てていけたらと思います。


中国海外研修【経営社会学科 池田 美穂さん】

参加した目的は大きく分けて 2 つあった。まず 1 つ目は、日本と中国の異文化コミュニケーションを経験したかったからだ。日本は今、2016 年 8 月の 1カ月だけで、約 68 万人もの中国人観光客の方が訪日している。あと、私の地元埼玉県川口市は、中国人の方が多く住んでいる。私の母親の実家は自営業しており、多くの中国人を雇っている。少しでもコミュニケーションをとれればいいなと思い参加した。
2 つ目は、上海の夜景は有名でテレビや雑誌を見て、機会があれば生で見てみたいとずっと思っていたからだ。
中国海外研修の 5 日間はすごく充実した 5 日間だった。

1 日目は、成田国際空港から上海国際浦東空港まで行き、リニアモーターカーで龍陽路地下鉄駅まで移動した。リニアモーターカーは最高時速が約 300 キロまであがる。すごいスピードなので耳がキーンとして痛かった。龍陽路地下鉄駅から明珠大飯店までバスで移動した。移動している最中にバスの窓ガラスがホテルの看板にぶつかり、バスの左側の窓ガラス 2 ~ 3 枚くらいバリバリと割れたのには驚いた。日本にはミニバンが多く走っているが、上海には走ってなく外車が多かった(ホルクスワーゲン、ベンツなど)。上海理工大学さんが歓迎会を開いてくれ、一緒に夕ご飯を食べた。日本の中華料理と違い香辛料が多く使われていてびっくりした。お魚の白身を揚げて甘辛ソースで絡めたお料理が美味しかった。

2 日目、この日はずっと雨だった。はじめに上海博物館に行った。日本の博物館と違いものすごく広かった。1 ~ 4 階まであるのだが 1 フロアに 3 ~ 4 つくらいブースがあり 1 つ 1 つ見ていったら半日以上かかってしまう広さだった。今回は 1 時間しかなかったため、全部を見学できなかったのが残念であった。午後は、豫園参観をした。上海にも古典的な観光名所があると思っていなかったため見学できて嬉しかった。ショッピングモールにも行った。柑橘系で作った生絞りジュースがとても美味しかった。夜はずっと見たかった黄浦江遊覧を楽しんだ。テレビで見るよりもずっときれいで見惚れてしまった。

3 日目は中国系企業の太太楽鶏精社を見学した。私は、食品の工場見学を 1 度もしたことがなくワクワクしていた。この会社は世界 1 優秀な機械を使っていて、異物混入をチェックする分析できるようになっていた。上海工場では、チキンパウダー生産 5 万 6 千トンを達成し、記念の銅像が建てられていた。午後は七宝古鎮に行き観光した。いろんな屋台が出ており、その中でご馳走していただいたソフトクリームが美味しかった。夜は、中国雑技を見た。日本でいう歌舞伎みたいな感じなのかなと思っていたが迫力があり見入ってしまった。また見てみたいと思った。

4 日目、午前は上海理工大学科技園を見学をした。日本の大学では企業を起こしたい学生に対して積極的にお金を出したり、オフィスも貸し出したりしないが、上海理工大学科技園では積極的に学生をサポートしている。こういうシステム羨ましいと思う。学校側がサポートしてくれるため、もし失敗しても損失は最小限になる。午後は上海理工大学のメインキャンパスを見学した。私には福井大学の交換留学生の子がついてくれて、一生懸命いろんなことを教えてもらったが、日本語が上手でビックリした。夕方は、一緒に回ってくれた中国人学生と懇親会を行った。日本で流行ってるものとか、日本の食べ物は何が好きかなどを楽しく話せた。

最終日は、雨だったため太極拳は中止になり上海理工大学のキャンパスで修了式をおこなった。
今回の海外研修は 5 日間、朝から晩までスケジュールでハードだったが、自分なりに吸収できたものがたくさんあった。参加者のうち女子は 1 人だったが、楽しい大学生生活の 1 つになった。また機会があったら、今度は個人的にゆっくりと上海観光をしてみたい。


中国海外研修を終えて【経営社会学科 林 優作さん】

私が五日間の中国経営研修に参加した理由は、中国がはじめてというのももちろんのこと、ですが、中国の食生文化や人々の暮らし、経済的なことや市場、交通など様々な事にたいして興味があったからです。

研修初日、私たちは成田発 14 時の便で上海を目指しました。上海に着いて長い、長い入国手続きを終えて、最初にリニアモーターカーを体験しました。走行速度は 300 km/h以下でしたが、最高速度は 400 km/hも可能とのことで、短時間で都心に入る地下の駅に到着しました。中国の郊外の建物はあまり綺麗なものではなく、外見もかなり変わっていました。バスによるホテルに移動途中における都心部は、日本と同じくらいネオンなど建物の光が煌びやかで、日本ではあまり見られない高層ビルが林立していました。ホテルに着いてからは、現地の大学の先生・スタッフトと懇親会が催されました。中国料理は残念ながらほとんどは口に合いませんでしたが、初めて飲んだ青島ビールはなかなか飲みやすくて美味しかったです。

二日目は上海博物館を見学しました。時間が一時間しかなかったために半分も展示物を見ることができなかったのが残念でした。その後、おいしい小籠包を食べ、上海の歴史的建造物を見学しました。建物には様々な装飾がされており、どれも意味があるとのことでした。内部の床には漢字の「人」という字に似せた模様が一面に施されてて、これには多くの人の上に立っているという意味がり、ここに権力者が住んでいたがわかりました。夜は遊覧船に乗って上海の綺麗な夜景を堪能しました。川の一方の岸には上海の高層ビル群が立ち並び、ネオンを光らせていました。対岸には中国とはあんまり思えない北欧風の建物が多くありました。上海タワーも綺麗に輝き、生涯忘れられない光景でした。

三日目は中国の調味料メーカーを訪問し、「元味時代」 「和味時代」 「調味時代」 「復合味時代」「増鮮味時代」の五つの時代からなる調味料の歴史から調味料の調理工程など様々な施設を見学しました。あまり良いイメージではなかった中国の食品企業も、衛生管理には気をつけていて、様々な工夫をしていたので驚きました。「あなたの生活をより良いものにする」という経営理念も素晴らしいと思いました。
最終日には科技園という上海理工大学の学生達による起業を支援する施設を見学しました。いくつかの審査を合格しなければならないものの、企業したい学生を常に応援し資金提供などの支援をしてくれるという中国のこのシステムは、本当に素晴らしいと思いました。この五日間は私にとって本当に有意義なものであり、非常に勉強になりました。このような機会を設けてくださった江戸川大学と上海理工大学、引率をしてくださった董先生と大江田先生、お世話をしてくれた本学の留学生や理工大学の学生達にはとても感謝しています。この経験を今後、就職活動やなにかの形に活かしていけたらいいなと考えています。