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2019.03.04

現代社会学科 2 年生の鶴見晃良さんが 2 級ビオトープ施工管理士試験に合格

社会学部現代社会学科 2 年生の鶴見晃良さんが、2 級ビオトープ施工管理士試験に合格しました。試験は筆記試験で、択一問題 50 問と小論文を 2 時間 30 分以内に解答するもので、鶴見さんは日々勉強を積み重ね、成果を出すことができました。
ビオトープとは、ビオ(Bio)は「生きものたち」、トープ(Top)は空間をさすドイツ語で、地域の野生の生きものたちが生息する空間を意味します。ビオトープ管理士とは、ビオトープの価値を踏まえ、自然や歴史、文化など貴重な財産を活かして人と自然が共存する美しいまちづくり・くにづくりを実践する技術者です。資格試験では、生きものや法制度に関する知識から技術、倫理観、評価力や応用力まで、幅広い観点で総合的に審査され、環境保全に関する知識や指導能力を問われます。認定される資格は、専門性から計画部門・施工部門の 2 部門、さらに実務経験が必要な 1 級と受験資格のない 2 級の 2 階級に区分され、1 級ビオトープ計画管理士、1 級ビオトープ施工管理士、2 級ビオトープ計画管理士、2 級ビオトープ施工管理士の 4 種類です。
現代社会学科ではビオトープ管理士の資格取得を推奨しており、試験に関連する授業の担当教員が受検勉強の支援を行っています。

■鶴見晃良さんのコメント
「択一問題は過去問を繰り返し解いて問題の流れをつかみ、過去問で何回か出てくる単語や法律は確実に覚えるように心がけました。また、ある程度生物の種類などの知識を持つことが大事です。小論文は、自然に対する自分の考えが求められるので、今までどのような経験をしてきたかが重要になります。試験の直前には保護地域・環境学コースの中島先生に数回にわたり指導していただきました。合格者の知人がいなかったので、自分の勉強方法に不安がありましたが、今回合格できて安心しました。また、自分に自信を持つこともでき、うれしさでいっぱいです」

鶴見晃良さん

鶴見晃良さんと中島慶二教授

<参考リンク>

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