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2018.11.12

現代社会学科・広岡勲教授が日本国際観光学会で基調講演

基調講演を行う広岡勲教授

10 月 27 日(土)、江戸川大学に全国から 100 名を超える観光関連の研究者や観光業界の方々が集まり、日本国際観光学会『第 22 回全国大会』が開催されました。大会テーマは「スポーツと観光」で、異なる分野での相互連携の重要性について活発な議論がなされました。
大会冒頭には、社会学部現代社会学科の広岡勲教授(レジャー・スポーツマネジメントコース担当)が「スポーツと観光の新時代-プロ野球と大相撲の視点から-」と題し、基調講演を行いました。ニューヨーク・ヤンキースを始めとする MLB 4 球団の球団職員を務め、現在は読売巨人軍社長付アドバイザー、日本相撲協会理事補佐・危機管理担当を兼務する広岡教授は、読売巨人軍など多くのチームがキャンプを行う宮崎県が観光オフシーズンに高収益を挙げている点や、松井秀喜氏などの活躍により MLB 観戦者が増え、アメリカ地方都市の日本人訪問客が急増した事例など、新たな視点での観光貢献を紹介。日本相撲協会でも、インバウンドを中心とした観光客への対応を積極的に行っている点や問題点などを多角的に語りました。
聴講された観光の各専門家からも「新しい視点でスポーツと観光との関係性を理解できた」「具体的な実践は研究に勝る。素晴らしい講演だった」と、好評を博し大盛況のうちに終了しました。

日本国際観光学会のウェブサイト


<参考リンク>

教員紹介:広岡勲 教授


社会学部 現代社会学科
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