メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の隈本邦彦教授は、JICA（独立行政法人国際協力機構）がベトナム社会主義共和国への政府開発援助として実施している「国営ベトナムテレビジョン（略称 VTV ）における放送番組の充実・強化のためのテレビ番組製作者を対象とする研修事業」に講師として協力しています。

2018 年 7 月 28 日から 8 月 4 日までベトナム・ホーチミン市を訪れ、現地の放送局職員に対する現場研修の講師を勤めました。まず「放送による災害報道の役割」等についての講義の後、実際にホーチミン市が直面している「都市型水害」をテーマに、5 分間のテレビリポートを作成する実地研修を行いました。 2 日間のロケ、2 日間の編集で「ホーチミン市の水害対策の問題点と今後の備え」についての 5 分間のリポートが完成しました。

国営ベトナムテレビジョン職員に対する気象災害報道の研修は今後も継続し、2018 年 12 月、2019 年 2 月にも気象災害番組の充実に向けた研修が行われます。

テレビリポート作成研修の様子 1
右端が隈本教授

テレビリポート作成研修の様子 2

講義の様子（構成案を検討している）1

講義の様子（構成案を検討している）2

＜参考リンク＞