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2018.06.13

現代社会学科・斗鬼正一教授がオリンピック・パラリンピックに向けたマナーキャンペーンイベントで講演

テレビ・新聞等で東京と大阪、世界各地のエスカレーター文化を解説してきた社会学部現代社会学科の斗鬼正一教授(文化人類学・民俗学コース担当)が、オリンピック・パラリンピックに向けて、障がい者なども安全にエスカレーターを利用できるように、片側空けをなくす運動を展開する東京都理学療法士協会のイベント『東京 2020 に向けて-暮らしを見つめる』で講演します。
斗鬼教授は、エスカレーターの片側空けが、戦時下という全体主義的時代に登場し、効率を絶対視する高度経済成長期やバブル期の「強者の論理」に基づく文化であると指摘します。そして多様性を認め、ゆとりある生き方を追求すべき現代には、もはや「過去の遺物」と主張します。
パラリンピックメダリストや五輪組織委員会理事の講演もあり、入場料無料です。ぜひご来場ください。

「東京 2020 に向けて-暮らしを見つめる」

■日時:6 月 23 日(土)14 時~16 時
■場所:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター(東京都新宿区西新宿 8-17-1※新宿駅徒歩 9 分)

<イベント内容>
*基調講演 1
「エスカレーターから日本が見える―鬼先生のエスカレーター文化論―」
斗鬼正一(江戸川大学社会学部教授、文化人類学者) 

*スペシャルビデオメッセージ
「ホスト国として迎える東京 2020 までに私たちができること」
大日方邦子(日本パラリンピアンズ協会副会長、メダリスト) 

*基調講演 2
「パラスポーツの魅力を伝えます!世界で活躍するメダリストからのメッセージ」
成田真由美(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、メダリスト) 

*表彰式
「決定!平成 30 年度のエスカレーターマナーアップ推進キャッチコピー」
森島健(協会会長)

*報告
「エスカレーター止まって乗りたい人がいる 当協会の取り組みと今後の課題」
齋藤弘(エスカレーターマナーアップ推進委員会委員長) 

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