年度を選択

2018.04.17

隈本邦彦教授がトルコでの研究成果をまとめた防災教育映像作品を制作

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の隈本邦彦教授(専門分野:防災分野・医療分野の科学コミュニケーション)が、国立研究開発法人科学技術振興機構( JST )と独立行政法人国際協力機構( JICA )が共同で実施する地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム( SATREPS )「マルマラ海域の地震・津波災害軽減とトルコの防災教育(研究代表者:金田義行(海洋研究開発機構上席技術研究員))」の Group4「研究結果に基づく視聴覚教材の開発」を担当しました。

「マルマラ海域の地震・津波災害軽減とトルコの防災教育」研究は平成 30 年 3 月までの 5 年計画で実施され、トルコ・マルマラ地域の地震観測や被害シミュレーションを通じて、トルコにおける防災情報の社会への発信や防災教育の向上に向けて、現地の大学(ボアジチ大学・イスタンブール工科大学)の研究者とともに調査研究が行われました。

隈本教授は、得られた最新地震研究の成果をわかりやすい映像などによって可視化することで、トルコの防災教育のレベルアップを実現しようと、5 年間の研究成果をまとめた映像作品(日本語、英語、トルコ語の 3 種類)を制作しました。また、Group4 のグループリーダーとして、トルコ国内初の津波教育映像作品、こども向け地震津波対策映像作品を制作したほか、トルコのマスメディアと研究者による「メディア・サイエンス・カフェ」を実施しました。

<参考リンク>

このページを共有