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2017.06.28

現代社会学科・斗鬼正一教授のインタビュー記事が『日経ビジネス』に掲載

社会学部現代社会学科・斗鬼正一教授(文化人類学・民俗学コース担当)の『エスカレーターのマナー』に関するインタビュー記事が『日経ビジネス ON LINE』内連載『キーパーソンにきく』に掲載されました。
斗鬼教授は、異文化コミュニケーション研究の一環として、日本人が異文化と出会い、どのように変形し、日本文化と融合させて新しい文化を形作ってきたかを研究しています。なかでもエスカレーターは、日本にやってきて 1 世紀を経過しているのに、いまだにどのように使うかという文化が定着していないことに注目。『片側空け』を研究テーマとして、テレビ・新聞など多くのメディアで発信してきました。
今回の『日経ビジネス』鈴木信行副編集長によるインタビュー内で斗鬼教授は、まず片側空けの歴史と背景に戦時体制、高度経済成長期、バブル期の効率追求という価値観があることを解説。そして、効率向上の為に片側空けを進めるべきか、弱者・安全のために止めるべきか、世論が割れている状況を踏まえて、場所ごとの使い分けこそが最善の道と提唱しています。

斗鬼正一教授

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