イベント・講座

江戸川ガールズアワード

社会学部経営社会学科の「演習・実習」科目の取り組みとして、音楽・ファッションビジネスコースの学生たちが大型イベントを作り上げます。2010年から2018年まではファッションショーがメインの「江戸川ガールズコレクション」、2019年からはガールズバンド&ソロオーディションがメインの「江戸川ガールズアワード」を開催しています。

2020 江戸川ガールズアワード

2020年11月3日(火・祝)13時30分から、江戸川ガールズアワード・イベントを開催しました。スターツおおたかの森ホールを会場に、無観客・ストリーミング配信で、決勝審査(ライブ)、「WEGOタイアップ・ファッションコーデ対決」コーナー授賞式を実施しました。決勝審査では、出場者5組(ソロ部門2組、バンド部門3組)が演奏し、グランプリ「ネクステージアーティスト」にはSENAさんが選ばれました。

※「ネクステージアーティスト」とは、江戸川大学とプロの審査員によって選ばれる、次世代を担い世界に通用する可能性を持った高校生ガールズアーティストのことです。

<ゲスト審査員のコメント>

音楽プロデューサー YANAGIMAN氏

大学時代に、アーティストを発掘するという経験ができるのはすばらしいと思います。出場者は高校生ですが、売れたい!という思いがあるなら、もっと本当にこだわって貪欲に求めてほしいなと思いました。
~講評~
SENA:170曲くらいは作ったと言っていたけど、本当に大変なことで、もうそれだけでよくがんばっていると思います。歌もかなりレベルが高いと感じました。

株式会社アイビーレコード 代表取締役 酒井善貴氏

江戸川ガールズアワードは、学生がすべて企画・運営しているので、このイベント自体がエンターテイメント業界の勉強になっていると思います。審査は、高校生といえどアーティストが将来的に成功できるかを見ました。
~講評~
SENA:楽曲の狙いもよく、ライブ度胸があって、第一声で人を惹きつけます。将来性があると感じました。
宇野咲耶:歌もうまいし、ギターがかっこいい。技術力がとても高いと思います。
Suzulo:演奏力などの基礎的なことをもっと練習していけば伸びると思います。
おとなり、空いてますか。:一番フレッシュさがありました。キーボード2台というのも面白かったです。
アネモネ禁止区域:インパクトがあります。歌詞に工夫をすればもっと伸びると思います。

<秋のファッションコーデ対決コーナー>

決勝ライブ後から授賞式までの審査に要する時間は、人気アパレルショップWEGOとのタイアップ企画「エドアワ×WEGOゆーちゅー部」で、秋のファッションコーデ対決を行いました。今絶大な支持を得ている人気芸人でもあり、ファッションブランドEXIEEEのプロデューサーでもあるEXITを審査員に迎え、音楽・ファッションビジネスコースの2年ゼミ生3チームがWEGO商品を使ったコーデで対決し、見事Bチームのコーデが選ばれました。

EXIEEE official Instagram
WEGO公式ウェブサイト

<決勝審査出場者>

2020ネクステージアーティスト

SENA

(横浜市立みなと総合高等学校)

「9歳から独学で作詞作曲を始める。小学生の時にはテレビで聴いた曲を弾いて親を驚かせた。曲作りで大切にしているのは、ふと思いついたメロディーを大事にして、メロディーに合わせて歌詞をつくること。人の心を動かせるような曲を作れるよう日々努力している。本番で歌った「最低なあなたが好き」は、ドラマや友達の話を聞いて思いついた。今日は優勝できてうれしい。これからもシンガーソングライターとしてたくさんの人に自分の歌を届けていきたい」

宇野咲耶(うのさくや)

(東京都立王子総合高等学校)

「自分の歌をきいてくれる人を楽しませることがいきがい。恋をしている人に聴いてほしい。ギターを弾いていると、歌詞と一緒にメロディーが出てきたりする。本番で歌う「マイヒーロー」は、尊敬しているバンドが私にとってヒーローに見えて、その思いを恋愛に例えて作曲した。配信でも、たくさんの人をハッピーにできるよう思いを込めて歌った」

SuzuLo

早坂未翔/吉田瑞華/飯田明日咲(神奈川県立上鶴間高等学校)

「ベースとドラムが幼馴染で、ボーカルとは高校で出会ってバンドを結成。予選で演奏したのは「羊雲」という曲で、本番では「残香」を披露。「残香」は予選を通った後に、匂いに注目して物語の雰囲気で作った曲。とにかく楽しく演奏できたと思う」

おとなり、空いてますか。

鈴木愛/藤田みわ/長谷川萌佳/浅見優衣/柏木美玲(相模女子大学高等部)

「高校2年の時に再結成でできたバンド。本番で演奏した「Feeling You」は初めて作ったオリジナル曲。ツインボーカルを活かした歌詞にしようと、主人公が二人で二人の目線で書いた。ギターなしで、ツインキーボードなのでたくさんの音色を出せるところを活かした。画面越しに見ている人がその場にいるような楽しさを感じてもらえるよう、かわいく、楽しく、明るく演奏できたと思う」

アネモネ禁止区域

前田彩花/田中美優/田畑杏梨/目代雛子(桜美林高等学校)

「高校1年からバンドを結成し、今2年生。オリジナルで初めて作った曲で応募。高校生らしい爽やかな明るいバンドというよりは、アネモネ禁止区域の世界観をこだわって作った。私たちの世界観にどっぷり浸ってもらえるよう、一生懸命演奏した」

<学生による企画運営>

左から髙橋俊亮、千葉光桜、五木田モハッマド、立花颯太

3年プロデューサー 五木田モハッマド
「準備の段階では、対面授業がなく、学生同士の連絡を取り合うのが大変でした。ライブ配信での実施は手探りの状態。みんなの意見をまとめて、またみんなに伝えるというところにやりがいを感じました。たくさんの高校生が応募してくれて幸いにも開催できてよかったと思います」

3年副プロデューサー 立花颯太
「コロナ禍でライブ配信になりましたが、全員で力を合わせて準備してきました。昨年とは違った形ですが、新しいスタイルを作り上げられたのではないかと思います。企画に携わったすべての人に感謝の気持ちと達成感で胸がいっぱいです」

2年プロデューサー 千葉光桜
「準備中はずっとリモートでの話し合いだったので、自分の考えがちゃんと伝わって理解してもらえているのかが一番不安でした。本番での失敗からは、先生方や先輩方、各部門との連携が大事だということを学びました。日常生活でもアルバイトでも、上司や友達との連絡の取り合いなど仲間とのつながりは大切にするべきだと感じました」

2年プロデューサー 髙橋俊亮
「皆と一緒に物事を決めながら本番を迎えましたが、正直不安でいっぱいでした。小倉先生のアドバイスをもらい、一つずつ確認しながら指示を出すことができたのがよかったと思います」

これまでの”エドアワ”

2020

2019

これまでの”エドコレ”

2010