熊田 凡子

こどもコミュニケーション学科 准教授
博士(学術)修士(教育学)

「子どもたちは学者」です。これは、私の研究から見出してきたことの 1 つです。私は、これまで教育・保育に携わる中で、子どもが創り上げる想像的で創造的な空間に憧れを抱き、保育思想研究及び実践研究を重ねてきました。私たちは生まれながらにして、自らの存在であり、1 人 1 人に備えられた賜物があります。学者の出発期である乳幼児期、その成長の支え手となって関わる教育・保育者、保護者の営みを高価に尊く受けとめ、学び続けたいと願っています。

研究分野:教育学
専門分野:教育史・保育学


教育史なかでも、幼稚園教育の実践史・思想史研究を中心に続けています。歴史を語ることによって、教育には何が大事なのか、現在の教育に問いかける事ができます。過去・現在・未来を繋げて本質的に考えることができる教育・保育者に期待しています。
教育実践では、本物から教育学・人間学を学ぶことを大事にしています。出会いは学びです。人・物・場所・・・との応答を大事に、共に学び合う空間創りを目指しています。子どもの育とうとする可能性を見つめ、引き出すことができる教育者・保育者に憧れます。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


子ども理解を基盤とした教育・保育の考え方を追究できることが大事です。それが、自分自身を知ることに繋がるでしょう。

研究テーマ


・日本におけるキリスト教保育の実証史より、明治期から昭和戦後の新教育に至るまでの思想展開について研究しています。
・大学内で学生が主体的に行う親子支援より、心地よい雰囲気(被包感)について研究しています。
・アメリカプロテスタント女性宣教師の幼児教育実践に関する史的研究を続けています。

最近の研究活動


・幼児期から児童期の道徳教育に関する研究:『道徳教育の理論と指導法:幼児期から中学校期まで』ヴェリタス書房 2018 年 5 月(辻直人と共著)
・キリスト教保育思想史研究:『ともに育つ保育入門』キリスト教保育連盟 2018 年 7 月(共同で監修)
・大学が行う乳児を対象にした親子支援の研究:「ほくりくがくいんだいがく『赤ちゃん・サロン』 2018 年度活動報告書」2019 年 3 月
・学生が主体的に学ぶ保育内容研究:『マンガとアクティブ・ラーニングで学ぶ保育内容総論』教育情報出版、2019年12月(第7章執筆)

担当科目


保育原理、保育内容総論、保育者論、保育課程論、道徳教育の指導法、保育実習指導 I・II、保育実習 I・II

趣味


・人間観察
・散歩(自然や物との対話を楽しみます。)