教育実習(幼稚園)体験レポート


幼稚園教育実習は、江戸川大学の実習に協力してくださる幼稚園・こども園に、学生ひとり一人が3週間、先生として行くものです。観察・参加(部分実習)・責任実習という方法で教育実践に関わり、将来教員になるための知識や技術を磨き、自分の適性や課題を自覚する機会です。
大学で行う事前学習では、教育実習生として学ぶ態度や責任について理解し実習への意欲を高めます。事後学習では、体験を丁寧にふり返り、教員免許取得までにさらに習得すべき技能や知識等を理解し、自己努力を続ける態度を養います。

教育実習前日に先生に相談しながら最後の準備をしている様子

教育実習で使用する教材を手作りする


ある学生の実習日誌のうち、ある 1 日を紹介します。

【実習の目標・課題】

・園の1日の流れを知る。
・子どもと積極的に関わり、子どもの発達の様子や個々の特性について学ぶ。
・保育者同士の連携や保育者の役割、子どもとの関わり方を学ぶ。
・保育者の声掛けによって子どもにどのような影響を与えているか学ぶ。

7:30 園内清掃


・保育者に挨拶をする。朝礼に参加する。
・園内を清掃する。

8:30 順次登園


・「おはよう」と子どもたちに挨拶をする。
・各クラスに行くように促す。

9:05 演奏練習、合奏


・自分の楽器を準備するように声掛けをして、パート練習を見守る。
・全体練習後、片付けを手伝う。

10:15 園庭で遊ぶ
10:50 朝の活動


・園庭の遊具で子どもたちと一緒に遊ぶ。
・遊んだ道具を片付け、手洗い・排泄・水分補給を促す。
・子どもたちと一緒に朝の歌を歌う。

10:55 制作をする
11:15 英語を学ぶ


・制作活動を一緒に楽しむ。
・「上手だね」と子どもたちを褒める。
・英語教室へ移動後、英語での会話を楽しむ。

12:00 お昼ごはん


・手洗い・排泄を手伝い、昼食の準備をする。
・昼食前の歌を一緒に歌う。
・子どもたちと会話を楽しみながら昼食を一緒に食べる。
・昼食後は机や床を清掃する。

12:45 園庭で鼓隊の練習
13:30 帰りの会


・鼓隊の練習を見守る。
・練習後はクラスへ戻り、帰りの支度をする。
・「さようなら」の挨拶をする。

14:00 順次降園


・子どもたちを見送る。
・お迎えが来るまでの子どもたちと遊ぶ。


<実習を終えて>

3週間という長いようで短い期間でしたが、大学の授業では学べないことがたくさんありました。転入してきた子どもに対して保育者が様々な声かけをしている姿を見る機会があり、園に慣れさせる大変さを実際に学ぶことができました。部分練習では、初めは時間ばかり気にしてしまいやりたいことができず焦りましたが、回数を重ねるうちに時間配分を理解しスムーズに行えるようになりました。主活動の身体を動かして遊ぶ活動では、子どもたちを上手くまとめることができなかったり、ピアノも家ではすらすら弾けるのに子どもたちの前になると上手く弾けなかったりと、悔しい経験もしました。でも、保育者の方から「実習だから失敗してもいい」と言葉をかけていただき、気持ちが楽になりました。3週間を通し様々な経験をさせていただくことができました。

松本 真弥さん(習志野台幼稚園にて)