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No.036 -
2003/03/14
インタビュー論文『ヤンママとパパの本音』配布します!
色鮮やかな“レインボ−・ホール”で、新たな門出祝う
江戸川大学では、15日(土)午前10時半から大学棟1階の映像ホールで「第10回卒業式」を行ないます。卒業するのは、人間社会学科139人(うち女性31人)、マスコミュニケーション学科156人(うち女性69人)、環境情報学科88人(うち女性26人)の計383人(うち女性126人)で、中国や韓国からの留学生4人(うち女性1人)も含まれています。式場の映像ホールは、この日のために“お化粧直し”をすませ、ニックネームの“レインボー・ホール”にふさわしく色鮮やかに変身しており、教職員、在校生とともに卒業生の新たな旅立ちを祝福することになります。
※「卒業式」の取材については、、大中二郎(おおなか じろう)が資料を用意してお待ちしておりますので、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。
※「卒業式」の取材については、、大中二郎(おおなか じろう)が資料を用意してお待ちしておりますので、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。
インタビュー論文『ヤンママとパパの本音』配布します!
10代で「できちゃって」、ママやパパになる。その“超若い”ママとパパは、いったいどんな「本音」を持っているんだろうーー。こんな誰でも興味のある疑問を、同じ20代前後の学生たちが、率直に、ヤンママとパパにぶつけました。すると、“無責任だなんて、とんでもない”(自分たちより成熟している)ヤング・カップルの実像が浮かび上がり、このほどその研究成果を『ヤンママとパパの本音』というインタビュー論文集にまとめました。

インタビューにご協力いただいたご家族
このあまり研究前例のないテーマに挑んだのは、江戸川大学人間社会学科助教授・平山満紀先生(※)が指導する3年「専門ゼミ」。「母性社会日本の歴史と現状」をテーマに、深層心理学、家族社会学、ジェンダー論を学んでいるゼミですが、具体的な研究テーマを絞るにあたって「何かインタビューして、まとめる作業ができないか」と15人のメンバーが知恵を出し合いました。というのも、大半の学生が2年次に同じ平山先生の「演習実習」を履修し、年商100億円の会社社長さんや水商売のママさんに徹底取材して、その「インタビューの面白さ」に魅せられていたからでした。その結果、「ヤンママとパパの本音を聞いてみようじゃない」となったのです。
そして(1)十代で子どもをもった「ヤンママ」と、その夫をインフォーマント(調査対象)とする(2)彼らの家庭は、子供に対する感じ方、役割分担、夫婦関係などの面で従来と大きく異なる新しいものなのか(3)親になるときはどのような心理的変化、カップル関係の変化を経験してきたのかーーなどを基本的な問題意識として、5組10人のヤンママとパパに、実際に会ってインタビューすることになりました。
昨年夏休みには、閑散とした大学にゼミ生たちが自主的に集まり、暗くなるまで事前準備に明け暮れ、それを聞きつけた他のゼミの学生までが「面白そう」と参加する一幕もありました。実際のインタビューは、9月以降グループに分かれて行なったのですが、インタビュアーとインフォーマントが同年代ということもあって「緊張せずにしかも真剣に」実施でき、子どもが「できちゃった」ときの気持など、聞いてもいいのかと心配されたことも、率直に話ししてもらえて「大成功に終わった」のでした。
この研究で明らかになったことは、多岐にわたるのですが、概略としては下記のとおりです。
1.「子育てはどうしてますか」との問いには「両親に助けてもらっている」との返答が多く、現在の子育ての大きな社会問題となっている、「孤立した密室育児」という状況は免れている。
2.「夫婦としては夫と妻の意識ですか、それとも?」と尋ねると「ずっと、彼氏と彼女の関係でいたい」と答えるカップルが多数で、現段階では「恋人同士の感覚でいつづけたい」と願っているママやパパが多く、「カップル・カルチャー」が弱い傾向の日本で、新しい感覚をもっていることが表れた。
3.性別役割分業をめぐる意識と行動については、「子育てしないとパパとは言えない」という厚生省のキャッチ・コピーのとおり、パパたちは子育てへの意欲あるものの、長時間働かないと生活費を稼げず、結果として性別分業が強くなっていることが分った。
インタビューを行なった学生は、「できちゃった」という試練を越えて親になったヤンママとパパたちが、自分達よりはるかに「成熟した大人」の印象があり、「ヤンママやパパが無責任である」といった一般的な見方が大変な誤解であることや、「子どもを持って改めて分かる親の苦労や、今までとは違う責任感」など、若いカップルから学ぶことは多かったようです。
☆このインタビュー論文集『ヤンママとパパの本音』は平山満紀研究室でご希望の方に配布します。
〒270−0198
千葉県流山市駒木474
江戸川大学 平山研究室
http://www.edogawa-u.ac.jp/~hirayama/
連絡時に郵便番号・ご住所・お名前・必要部数をお知らせ下さい。
(※)平山 満紀(ひらやま まき)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得、法政大学社会学部非常勤講師などを経て現職。さまざまな人間の現象が病や癒しという臨床的視点で捉えられるようになっている昨今、社会学でも新たに「臨床社会学」という分野を作ろうと努力している。特に言葉をもつ存在としてだけでなく、身体的な存在として人間を考え、「身体論」を専攻。
著書
『福祉社会の家族と共同意識』、『市民性の変容と地域・社会問題』(共著)いずれも梓出版社
論文
「病と癒しの時代とは」、「母権制とはいかなる概念か」、「母性社会論の検討と実証研究への諸課題」、「父との関係」、「痩せ志向と摂食障害の含意 - 『人間』の変容」「夫婦関係の情緒的問題と『妻が母親的である』こと」いずれも『江戸川大学紀要 情報と社会』、「ある日本女性を通してみたヨーロッパ精神」『ヨーロッパのアイデンティティ』新世社所収、「情報化と身体の変容」(近刊)など
所属学会
日本社会学会 関東社会学会 日本女性学会 「宗教と社会」学会
昨年夏休みには、閑散とした大学にゼミ生たちが自主的に集まり、暗くなるまで事前準備に明け暮れ、それを聞きつけた他のゼミの学生までが「面白そう」と参加する一幕もありました。実際のインタビューは、9月以降グループに分かれて行なったのですが、インタビュアーとインフォーマントが同年代ということもあって「緊張せずにしかも真剣に」実施でき、子どもが「できちゃった」ときの気持など、聞いてもいいのかと心配されたことも、率直に話ししてもらえて「大成功に終わった」のでした。
この研究で明らかになったことは、多岐にわたるのですが、概略としては下記のとおりです。
1.「子育てはどうしてますか」との問いには「両親に助けてもらっている」との返答が多く、現在の子育ての大きな社会問題となっている、「孤立した密室育児」という状況は免れている。
2.「夫婦としては夫と妻の意識ですか、それとも?」と尋ねると「ずっと、彼氏と彼女の関係でいたい」と答えるカップルが多数で、現段階では「恋人同士の感覚でいつづけたい」と願っているママやパパが多く、「カップル・カルチャー」が弱い傾向の日本で、新しい感覚をもっていることが表れた。
3.性別役割分業をめぐる意識と行動については、「子育てしないとパパとは言えない」という厚生省のキャッチ・コピーのとおり、パパたちは子育てへの意欲あるものの、長時間働かないと生活費を稼げず、結果として性別分業が強くなっていることが分った。
インタビューを行なった学生は、「できちゃった」という試練を越えて親になったヤンママとパパたちが、自分達よりはるかに「成熟した大人」の印象があり、「ヤンママやパパが無責任である」といった一般的な見方が大変な誤解であることや、「子どもを持って改めて分かる親の苦労や、今までとは違う責任感」など、若いカップルから学ぶことは多かったようです。
☆このインタビュー論文集『ヤンママとパパの本音』は平山満紀研究室でご希望の方に配布します。
〒270−0198
千葉県流山市駒木474
江戸川大学 平山研究室
http://www.edogawa-u.ac.jp/~hirayama/
連絡時に郵便番号・ご住所・お名前・必要部数をお知らせ下さい。
(※)平山 満紀(ひらやま まき)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得、法政大学社会学部非常勤講師などを経て現職。さまざまな人間の現象が病や癒しという臨床的視点で捉えられるようになっている昨今、社会学でも新たに「臨床社会学」という分野を作ろうと努力している。特に言葉をもつ存在としてだけでなく、身体的な存在として人間を考え、「身体論」を専攻。
著書
『福祉社会の家族と共同意識』、『市民性の変容と地域・社会問題』(共著)いずれも梓出版社
論文
「病と癒しの時代とは」、「母権制とはいかなる概念か」、「母性社会論の検討と実証研究への諸課題」、「父との関係」、「痩せ志向と摂食障害の含意 - 『人間』の変容」「夫婦関係の情緒的問題と『妻が母親的である』こと」いずれも『江戸川大学紀要 情報と社会』、「ある日本女性を通してみたヨーロッパ精神」『ヨーロッパのアイデンティティ』新世社所収、「情報化と身体の変容」(近刊)など
所属学会
日本社会学会 関東社会学会 日本女性学会 「宗教と社会」学会
取材のお願い
上記について、取材にきていただければ幸いです。ご遠慮なくお問い合せください。
発行元 : 江戸川大学 入試・広報センター
〒270-0198 千葉県流山市駒木474
TEL : 0120-440-661 FAX : 04-7153-4596
上記について、取材にきていただければ幸いです。ご遠慮なくお問い合せください。
発行元 : 江戸川大学 入試・広報センター
〒270-0198 千葉県流山市駒木474
TEL : 0120-440-661 FAX : 04-7153-4596
