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2017.12.05

人間心理学科・睡眠研究所がシンポジウム「眠育」を実施

江戸川大学社会学部人間心理学科・江戸川大学睡眠研究所主催によるシンポジウム「眠育 ~ 次世代の健康・健やかな発達のための睡眠教育のあり方を考える~」が11 月 3 日(金・祝)に開催されました。本シンポジウムでは、「眠育(睡眠に関する正しい知識やよい眠りを得るための生活習慣の工夫を伝えることを通じた健康増進や健やかな発達の推進を目的とした活動)」に関して、7 名の研究者・実践家が登壇し、話題提供が行われました。
話題提供後のパネルディスカッションでは、江戸川大学社会学部人間心理学科・睡眠研究所の福田一彦教授、浅岡章一准教授が座長として登壇し、参加者の質問や討論点を取り上げながら、話題提供者と睡眠や眠育の疑問について議論を行いました。
盛りだくさんな内容の中、約 120 名の参加者は、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

<登壇者とお話の内容>
・江戸川大学社会学部人間心理学科 山本隆一郎准教授
よい睡眠とは何か?について、また日本人の睡眠の現状が世界でも最悪であり、眠育が重要であるとデータを基に説明しました。
・愛媛大学医学部附属病院子どものこころセンター長 堀内史枝講師
思春期の子どものメンタルヘルスと睡眠の関連性についてデータを基に解説しました。
・愛媛大学医学部附属病院睡眠医療センター長 岡靖哲准教授
子どもによく認められる睡眠障害について解説しました。
・神戸大学大学院人間発達環境学研究科 古谷真樹准教授
学校現場で実際に実施している眠育とその効果について紹介しました。
・琉球大学教育学部保健体育科専修 笹澤吉明准教授
沖縄での眠育の実際と e ラーニングによる眠育について紹介しました。
・広島大学大学院総合科学研究科 林光緒教授
大学の睡眠学教育内で実施する眠育とその効果について紹介しました。
・広島国際大学心理学部心理学科 田中秀樹教授
ご自身が作成された眠育教材を基に、参加者に睡眠〇×クイズを行いながら高齢者の眠育について説明しました。

<参考>

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