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2017.09.19

こどもコミュニケーション学科 幼稚園での 3 日体験学習レポート

メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科では、3 年次以降の本格的な実習に行く前に、1 年次から様々な体験プログラムを用意しています。1 年次では、保育園や幼稚園での 1 日体験学習、児童養護施設見学や児童発達支援センターの見学、2 年次では、保育所 5 日体験学習、幼稚園 3 日体験学習、施設ボランティアなどがあります。段階的にプログラムを実践することで、大学で学んだ教養や専門知識を、実践の場で活かしつつ体験の反省をしながらステップアップしていき、教育・保育実習に臨むことができます。

今回ご紹介するのは、東⼝和史さんが 2 年次に我孫⼦市にあるめばえ幼稚園で⾏った 3 ⽇体験学習の様子と感想です。実習生はこどもの姿や教師の動き、自身の動きを時系列で記録し、1 ⽇の学びや反省を記します。この記録を指導教員に提出し、実習の目標を達成するためにはどうしたらよかったのかなどについてフィードバックしていただきます。

■東口和史さんの感想
めばえ幼稚園ではこどもたちの「自分たちで遊びを発見、考える力」を育てることを大切にしています。園内はとても広く自然が豊かで、たくさんの木材でできた車、ヘリコプター、船などがありますが、これらはこどもたちが自らの力で作ったものです。
また、園舎内は教室を隔てる壁が全くなく、教室の出入りが自由なため、年令分けの組はあっても分け隔てなく遊んでいました。先生方はこうした環境づくりに配慮し、細やかな心配りをしてこどもたちを見守っていました。そのため、こどもたちはトラブルが起きても自分たちで解決したり、進んで物事に取り組んだり、楽しく工夫したりする姿が多く見られました。指導教員の浅川先生からは「自由遊びが多い園ほど、先生はよく考え、勉強しています」と教えていただきました。また、同じく指導教員の猶原先生からは「先生方の言葉のかけ方などに注目すると、もっと発見があったと思います」とご指摘があり、今後の実習で役立てたいと思いました。

<参考リンク>

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