2017.08.18
メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の内藤和明ゼミは、テレビ番組や映像コンテンツの研究を行っています。ゼミ生は 2 年かけて短編の海外ロケ番組作品を制作します。
今年の海外ロケ実習地は、アメリカのニューヨーク。内藤ゼミの学生たちがロケ 1 日目の様子をレポートします。
今日はロケ初日。まず最初にニューヨークで進化したハイブリッド巻き寿司が食べられる『 Pokéworks 』というお店に向かいました。巻き寿司がどうハイブリッド化されているのか興味津々!実はこのお店、事前に取材許可が降りていなかったためガチンコで取材交渉。お客様に迷惑をかけない範囲でこじんまりと、と言う条件付きで許可をいただくことに成功しました。しかし店内で三脚を立てての撮影ができず、さすがに人気店で混んでいたため、撮影が思うように進まず自己嫌悪・・。最小限の範囲での許可を想定して今まで日本で何度も構成台本を書き換え、ロケのシュミレーションをして本番に臨みましたが、いざとなると何一つ思い通りに事が進まず、冷や汗の連続。現場で慌ててばかりいる自分を腹立たしく思いました。カメラマンやリポーターへの指示や店員さんとのやりとりをスムーズにこなすためには何をどう伝えればいいのか、今回の制作経験を踏まえしっかり反省し今後に活かしていきたいと思います。ところで取材の結果ですが・・期待を裏切らぬ美味しさで流行るのも納得のお店でした!
撮影中の様子
Pokéworks 店内
お昼を挟んだあと、次の取材先はちょっぴり変わったホットドッグが食べられる『 Crif Dogs 』というお店です。このお店の入り口にある看板はうーん、大人の雰囲気・・。店の中も薄暗くてなんとも変わったホットドッグのお店です。さあ、このお店でいったいどんなホットドックを食べることができるのでしょうか?
Crif Dogs
店内
撮影中の様子
購入したクリフドッグ
緊張と失敗の連続でここまで四苦八苦して何とかロケをこなし、オープニングシーンの撮影のためタイムズスクエアへ。ここはまさにアメリカ!まさにニューヨーク!そのスケールの大きさには唖然としてしまいました。先生から「アメリカの色使いとデザインをしっかり観て頭の引き出しにしまっておくように」という指示がゼミ生全員に飛びました。バラエティーのディレクターは自分の番組のセットイメージを作らなければいけないそうで、様々な光景を見て脳裏に焼き付けることも重要だそうです。タイムズスクエアは本当に素晴らしく、大胆なデザインには見る人の心を虜にする素晴らしさがあると思いました。
タイムズスクエア
タイムズスクエア
こうしているうちに日もどっぷりと暮れてニュージャージーにある宿泊先のコンドミニアムへ。駅からコンドミニアムに向かうハドソン川沿いの遊歩道からはまるで映画のワンシーンのようなマンタッハンの夜景が一望できます。この帰り道は一日の疲れを癒すのに最高のスポット!大変だったロケの疲れも忘れ、その美しい夜景に皆うっとりしていました。
夜景
<参考リンク>