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2016.05.26

現代社会学科の授業「ローカルデザイン I」で獣医師の谷川もも子氏を招き特別講義を実施

社会学部現代社会学科の鈴木輝隆特任教授の授業「ローカルデザイン」では、未来の日本の課題を認識すると同時に、その解決策として、地域の素材を発見し、それを地域資源として創造していくローカルデザインの手法を学びます。
5 月 16 日(月)の特別講義では、長崎県の対馬で野生動物と人間との新しい関係をつくるべく奮闘する獣医師の谷川もも子氏をお招きしました。対馬は九州と韓国との間に位置し、面積の 89 %が山林で、ツシマヤマネコなどの希少な生き物たちも暮らす自然豊かな島です。しかし、人里に出て畑などを荒らすイノシシやシカの存在が問題になっています。谷川さんは、同じ野生動物でも、財になって大事にしたい動物と、いなくなってほしい動物がいることに衝撃を受け、人と野生動物が共存できる仕組み作りに取り組んでこられました。講義では対馬での活動内容について詳細に説明していただきました。

及川瞭さん( 2 年生)の講義感想レポート
「今回、長崎県の対馬で鳥獣被害の改善に取り組んでいる谷川もも子さんにお越し頂いた。谷川さんは、日本大学の獣医学科を卒業後、長崎県の対馬で島おこし協動隊に就任、今年で任期を終え、鳥獣被害改善の為に駆除されたイノシシやシカを処分せずに財産として利用する事業「一般社団法人 daidai 」を設立、“獣害を利用した町おこし“を行っている。
講義では、対馬の鳥獣被害を中心に「問題とは何か」について考えていった。対馬では以前までイノシシやシカは農作物を食い荒らす“憎しみ”の対象であった。しかし、現在は地域の人々が自分たちで楽しみながら、かつて憎んでいた獣害をひとつの財産と捉え問題改善に取り組んでいる。
そうなるまでの苦労や喜び、葛藤の話しを通じて、被害とは一体何なのか?被害の新たな捉え方、“問題は有用な資源になりうる”という事を学ぶことが出来た。私たちが日常の中で“問題”と捉えているものも“楽しい”資源になりうる可能性を秘めているのだ」

<参考>

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