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2015.12.09

マス・コミュニケーション学科エンタメコースが映画監督の犬童一心氏を招き特別講義を実施

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科が 12 月 3 日(金)、映画監督、CM ディレクターとして活躍中の犬童一心氏をお招きし、エンタメコース(西条昇准教授担当)の 2・3 年生を対象に特別講義を実施しました。前半は犬童監督が映画監督になったきっかけ、映画・ドラマ・CM 制作の裏側、嵐や AKB48 などアイドルの主演作品を撮影したときの秘話などをご自身の体験をもとにお話をされました。実際に犬童監督が手掛けた映像作品を上映しながらの説明に、学生たちは目を輝かせて受講しました。後半は学生たちがこの日までに考えた「映画・ドラマの企画・宣伝」の模擬プレゼンテーションを行いました。全プレゼン終了後、犬童監督から学生たちに対し相手に話を聞かせる具体的なテクニック、興味を持たせる企画書の書き方等、プロの指導をして頂きました。映像の世界を牽引するトップランナーからの講義はこれからエンタメ業界を目指す学生たちにとって、とても貴重な体験となりました。

■犬童一心氏プロフィール
「ジョゼと虎と魚たち」(2003 年)で第 54 回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。「メゾン・ド・ヒミコ」(2005 年)で第 56 回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。その後「タッチ」(2005 年)、「黄色い涙」(2007 年)、「グーグーだって猫である」(2008 年)等、話題作を発表し、「眉山 びざん」(2007 年)、「ゼロの焦点」(2009 年)、「のぼうの城」(2012 年/樋口真嗣監督と共同監督)では日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。また脚本を担当した「黄泉がえり」(2003 年/塩田明彦監督)では、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。

■受講学生の感想
大山達也(マス・コミュニケーション学科 3 年)
犬童監督に講義をして頂き、映画・テレビ業界の仕組みやクライアントとの企画の練り方、映画会社・テレビ局への企画の推し方など、具体的でリアルなお話を伺うことができました。また、学生のプレゼンに対してプロの目線で感想を言って頂けたので、企画の詰め方がまだまだ甘い事を痛感し、今後にいかしていきたいと強く思いました。

■犬童一心氏インタビュー
(今回はどのようなきっかけで)
西条先生は日本の演芸関係、そしてその歴史に関しては、恐らく日本一の知識をお持ちだと思います。私も日本の演芸にとても興味がありまして、それがきっかけで西条先生と知り合い、今回の依頼を引き受けました。
(学生たちのプレゼンを聞いて)
企画書を書く時、まずは相手に関心を持たせる事が大事です。相手が持っていないような違った視点から見せる事が大事なのです。そのためにどうしたら良いかを考える。学生たちは慣れていないから仕方ありませんが、説明する事がメインになっています。相手は説明されたいのではなく、関心させられたいのだという事を伝えました。企画書をつくるのは本当に大変ですし、難しい。私も企画書を書くのは嫌いですけどね(笑)。
(良い作品をつくるのに大事なことは)
映画やドラマや CM 制作といった共同作業をする時のコツは、自分が使いやすい人間をまわりに集めるのではなく、自分より能力の高い人間をまわりに集める事が大事です。私は会社員歴が長いので分かりますが、会社でも上司が自分の使いやすい人間を集めてしまう。でも本当は自分より優秀な人間を集めるべきです。私のまわりには私よりも優秀な人間ばかりですよ。それがコツですかね。
(エンタメ業界を目指す学生へのアドバイス)
私は学生時代に今の職業を強く目指していたわけじゃないから難しい質問ですが、自分が興味のあるジャンルの作品をたくさん見る。少なくとも、それは必ず役に立ちます。私は大好きな映画「ダーティハリー」を映画館で 10 回は見ました。10 回目を見終わった時に、監督の意図や狙いにはじめて気づきました。また、社会問題でも何でも良いので、興味のある事をとことん追求する。その事だけで頭がいっぱいになるまで追及する。でも説明がつかない、答えが分からない事が必ずあるのです。要は答えのないものに興味を持ち続ける気持ちが大事なのです。私は小学校の頃から映画をよく見たのですが、分からない事がたくさんあるから見てしまう。実はそれは今でも同じです。まだまだ分からない事がたくさんあるから作品をつくり続けるのだと思います。

(左:犬童一心監督 右:西条昇准教授)

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