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2015.01.13

第1回グローバルセミナーの開催報告

江戸川大学語学教育研究所が主催する『第1回グローバルセミナー』を7日に開催しました。 約150人の参加者で埋め尽くされた会場には多くの一般市民の方の姿も見えました。
まず初めに、ゲストスピーカーとしてお招きした、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手の専属通訳を務める堀江慎吾氏から、生い立ちから今日に至るまでのご自身の紹介がありました。父親の仕事の関係で、幼稚園はアメリカで過ごし、その後日本とアメリカを行ったり来たりして、アメリカで高校時代を、日本で大学時代を過ごし、英語にも日本語にも慣れ親しむ環境があったそうです。日本でいったんは就職したものの、アメリカで仕事をしたいと、アメリカでの就職活動に苦労したお話もありました。
次に、海老澤邦江教授(同研究所長)と広岡勲准教授(同研究所員)を交えて、3人でのトークセッションとなりました。通訳の仕事について、田中投手のヤンキース入団会見、初登板、ケガでの治療期間など具体的な例を挙げながらお話いただきました。ヤンキースの入団会見では、GMや監督、社長といった方々と並んで堀江氏も列席し、「一生に二度とないような経験だから楽しみなさい」と声をかけられたというエピソードを紹介。また、初登板はビジターでの試合で、ブルペンで田中投手が相手チームのファンからものすごいブーイングを浴びせられていたので、田中投手を内心心配していたし、ご自身もとても緊張していたと振り返りました。田中投手のひじのケガについては手術ではないかと心配する報道があったようだが、本人とあまりそういう話をしたこともなく、球団として温存治療という方針も決まっていたし、きちんと治り復帰し安心しているとも話されました。
学生からは、「通訳として心がけていることは?」との質問に、「アスリートの通訳なので、文字通りに通訳しないように心がけている。言わんとしていることを伝える、ニュアンスをしっかり伝えるようにしている。」と答えました。また、「英語を話すことができるようになるにはどうしたらいいか?」という質問には、「英語は耳から。まずはネイティブの人の会話をしっかり聞いて耳を慣れさせること。次にネイティブの人の言ったとおりにまねして言ってみること。口の動きを良く見てまねするといいと思う。」と教えてくださいました。日本のプロ野球とメジャーではヒーローインタビューも違って、日本では場内に選手の声が流れるが、アメリカでは場内に流れず、マスコミのインタビューに答えているだけだそう。そんなこぼれ話も含め、場内からはたくさんの質問がありました。
60代の女性は、「田中将大投手のファンで、試合中継で田中投手の近くにいる堀江さんの姿を見ていたので、どんな方か興味があって来ました。今日は堀江さんの人柄の良さを知り、やっぱり田中投手は人に恵まれていると思いました。」とうれしそうに感想を述べてくださいました。

会場の教室

ゲストの堀江慎吾氏

左から広岡准教授、堀江氏、海老澤教授

ヤンキース入団会見。一番右側に堀江氏

映像を見ながら通訳としての心境を説明

田中将大投手と堀江氏のやりとりに笑顔がほころぶ

日本のプロ野球とメジャーでのヒーローインタビューの違いを質問する学生

フロアからも質問の挙手が上がる

【写真協力】ニューヨーク・ヤンキース広報部