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2015.01.13

昭和15年東京オリンピック招致活動成功についての研究紹介

2013年9月7日に2020年夏季オリンピックおよび第16回パラリンピック競技大会の開催都市に東京都が選ばれたことは、いまだに記憶に新しい出来事です。
本学社会学部経営社会学科スポーツビジネスコースの古城庸夫准教授は、日本近代スポーツの父と称される岸清一氏研究の第一人者です。岸氏が関わった幻の東京オリンピックと呼ばれる、昭和15年に開催が決定していながら、戦局の悪化で大会開催を返上した大会の招致活動について研究し、その成功の一因となった政治家若槻禮次郎と岸氏の果たした役割に焦点をあてた論文を発表しています。
2020年東京オリンピックは日本の近代スポーツの発展の歴史上にあります。その礎となったともいえる昭和15年東京オリンピックの招致活動に尽力した人々の記録をご紹介します。

-要約-
明治 42 年 (1909 年) 推薦を受けてアジア初の国際オリンピック委員に就任した嘉納治五郎は, 明治 44 年(1911 年) 大日本体育協会を設立し, 翌年の明治 45 年 (1910 年) に開かれた第 5 回ストックホルムオリンピック大会に選手を引率して出場を果たした。
しかし日本はそれ以降, 多くの戦争へと突入していく。 このような当時の世情の中で, なぜ日本は東京オリンピック大会の招致に成功したのかはこれまであまり知られてこなかったと思われる。
また平成 21 年 (2009 年) 東京都は, 平成 28 年 (2016 年) 第 31 回夏季オリンピック大会の招致を目指して立候補したが, 開催はリオデジャネイロ (ブラジル) に決定した。 今回の東京オリンピック大会の招致活動は残念ながら不成功に終わってしまったが, 昭和 11 年の東京オリンピック招致活動の成功の一因となったと思われる,政治家若槻禮次郎と大日本体育協会会長岸清一の両者が果たした役割と関係について, 新たな発見がなされたということができるだろう。

古城庸夫准教授(岸清一先生の銅像前で)

1964年東京オリンピックの公式ポスター等(学園祭でのオリンピックにまつわる企画展示)