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2013.02.26

【学生記者レポート】平成24年度優秀卒業論文発表会

2月14日、江戸川大学で優秀卒業論文発表会が行われました。
優秀卒業論文発表会は、各学科のゼミナールから優秀な論文が選出され、学生が概要をプレゼンテーションするというものでした。学科ごとに卒論の内容に特徴があり、江戸川大学の研究・教育領域の多様性があらわれていました。

人間心理学科では、多くの論文が大学生の生活を心理学的に分析していました。
ライフデザイン学科(現:現代社会学科)は、国立公園のアボリジニとの共同管理や、駄菓子屋が担う社会的役割といった、人々の生活に即した題材が目をひきます。
経営社会学科では、日本の観光ビジネス、観客動員数から見たスポーツクラブ経営など、ビジネス的な視点が感じられます。
マス・コミュニケーション学科では、日々の事件をマスコミの視点から論じています。広島東洋カープの広報戦略、メディアスクラムのメカニズム、サブカルチャーの聖地巡礼が地域広報として有効なのか、といったものが挙げられます。
報文化学科では、ソフトウェアやOSの変遷、ゲーミフィケーションといった情報テクノロジーが話題となっていました。さらに、情報文化学科は外国語に力を入れていることから、海外文学作品を題材としたものもありました。

その中から、マス・コミュニケーション学科の隈本ゼミから選ばれた4年の小川原咲さんにお話を聞きました。
「薬害被害者の長期にわたる検証活動で明らかになったわが国のワクチン行政の問題点」という卒論です。高い確率で副作用があるとされ、問題となっていたMMRワクチン。それを接種して自身の子供が被害に遭われた栗原敦さんに実際に取材をし、そこから日本のワクチン行政の問題点をあぶり出すという内容でした。マスコミ学科の中から選ばれた中でも、かなり“硬派“でした。
「元々は別の題材を扱う予定だったのですが、隈本先生にこの話を聞き、やりがいを感じたのでテーマを途中で変えました」とのこと。
小河原さんが、この題材で書こうと決めたのは10月の始めで、卒業論文の締め切りは12月20日。執筆期間は2ヶ月弱しかありませんでした。その短い期間で完成させた原動力はなんだったのでしょうか。そこには、熱い想いがありました。
「栗原さんからお話を伺っていくうちに、大きな社会問題であるのに、これといった報道がされていないことを知り、不思議でした。事実を知っていくうちに、特ダネというのは、こういう地道な取材から出来上がって行くものなんだな、と感じました」
小川原さんは論文を書き上げる前には産經新聞社に内定が決まっていました。卒業論文は卒業後の仕事の準備に役立ったといいます。「取材の仕方やお話の聞き方など、記者として働く上でも勉強になりました」

市村佑一江戸川大学学長に話を伺うと、「各学科の卒論を読んでみて、それぞれの特色がよくでていたと思います。優秀卒業論文発表会にもっといろんな人に来てほしい。江戸川大学では、こういう研究をやっているのだということがわかります」と語っていました。
これから卒論を書く学生はもちろんのこと、江戸川大学ではどんな研究をしているのか興味のある方には、ぜひ来てもらいたいとのことでした。

情報文化学科(映像ホールにて)

小川原 咲さん

(文/撮影)江戸川大学学生記者  片田 正記(マス・コミュニケーション学科2年生)
(撮影) 江戸川大学学生記者  君島 孝規(マス・コミュニケーション学科2年生)

※江戸川大学学生記者とは、本学の学生で「江戸川大学学生記者クラブ」に所属している学生です。